スポビズ企業の舞台裏や、そこで活躍するプロフェショナルをレポート スポビズ企業最前線

第3回

ミズノ株式会社

製造から卸売・販売までスポーツ好きの思いをつなぐ

(4)3つの「F」を持っていること

高い倍率を勝ち抜くために

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 2008年、ミズノに入ってきた新人は54名。就職試験のプレエントリーが36,000名、エントリーシート提出者が11,000名いたというのだから、高倍率を突破してきた精鋭だ。新卒の採用では、体育会出身者が優遇されそうなイメージもあるけれど、谷人事総務次長は、そんな思いこみをきっぱりと否定する。

 「スポーツが好きだから、それに携わりたいという気持ちがなにより大事です。採用条件に競技経験を課すことはありません」。それよりも大切なのは自分で考えて行動する能力があること。そして、「Fairplay/フェアプレー」「Friendship/フレンドシップ」「Fighting spirit/ファイティングスピリット」、3つの「F」を持っていることだ。会社や社会のルールを守り(Fairplay)、チームワークを大切にし(Friendship)、困難にぶつかっても闘争心を失わない(Fighting spirit)。公正なビジネスを心がけながら厳しい競争にうち勝っていくため、これからのミズノを支える人材にはスポーツ品メーカーらしく、アスリートのような資質が求められている。

スポーツと似ている心構え

 一流アスリートの担当である「販売促進」、製品開発に携わる「企画」などの花形部署には、社歴を重ねる中で異動するチャンスは数多い。またチャレンジ精神のある者には、海外子会社への研修勤務、転籍などの可能性もあるという。高校生や大学生のうちから、スポーツだったりボランティアだったり、あるいはアルバイト、その他の活動に熱心に打ち込む。その中で自分で課題を発見して解決に向けて努力を重ねていく。夢へ近づくためには、そんな地道な努力が大切だ。それはどこか、私たちが大好きなスポーツで結果を残すための道筋に似ていないだろうか。

 これからは健康サポートとしてのスポーツ活動やファッションアイテムとしてのスポーツウェアなど、スポーツ用品のフィールドも大きく広がっていく。マーケットも海を越えて外国へと拡大していくことだろう。そんな大きなフィールドで活躍できる人材が、今、望まれている。

《 スポビズ企業最前線 》第二回 - ミズノ 株式会社 -

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元国民スポーツ担当大臣

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